9月10日(日)グループホームオアシスの入居者さん4名と本大岡地区の防災訓練に参加致しました。
町内の自治会長、防災部長から直々にお声がけ頂き、オアシスとしては初めて地域の大きな防災訓練に参加することが出来ました。
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心臓マッサージの演習 |
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🕘9:10 町内会の皆さんは弘明寺仁王門前に集合。
災害を想定し集団で大岡小学校を目指します。
※防災訓練ということでヘルメットを被ったのですが、意外と装着に手間取りました。入居者の皆さんは地域の皆さんにお手伝いしてもらいながらの装着となりました。ホームで各人用意しているヘルメットもすぐに装着できるようにサイズ調整と練習が必要だと思いました。
大岡小学校に到着すると本大岡地区連合の方々が各集合場所からすでに集まっていました。200名程の参加があったかと思われます。
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救命の連鎖について大岡消防出張所の田村所長よりレクチャー頂き、各班に分かれて心臓マッサージとAEDのあつかい方について練習しました。
救命の連鎖とは
1「心停止の予防」
2「心停止の早期認識と通報」
3「一次救命処置(心肺蘇生とAED)」
4「二次救命と心拍再開後の集中治療」
4は救急救命士や医師により行われる救命医療です。
私たちが1~3までをしっかりと行い4へと繋げることができれば傷病者の救命が成功する可能性が高まるとのこと。
もし心肺停止の救命の場面に出会った時を考えると、やはり『勇気』がいるように思えます。その『勇気』を振り絞る為にも日頃から練習と経験が必要だと感じました。
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マネキンを使った心臓マッサージの練習を行いました!
最初はぎこちなさもありましたが、消防団員の方の指導を受けすぐに上達していました。
AEDの扱い方については誤解していた部分があったので大変勉強になりました。
AEDは心室細動という、心臓の筋肉が細かく震え、全身に血を送りだせない状態の時に電気ショックで心臓を元の状態に戻すもので、心臓が停止していたら電気ショックは使えないということでした。てっきり心肺停止していたら使うものだと思っていました。。
AEDは心臓の動きを解析し、電気ショックが必要な方にのみ電気ショックを流す仕組みになっていて、心室細動がない場合は音声メッセージで電気ショックの必要がないことを教えてくれるそうです。
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毛布と洗濯物干しを利用した救急搬送法についてのレクチャーもありました。
住まいの火災についてのビデオ上映
エアコンプラグの漏電火災、電子レンジ内に長く堆積した油汚れが出火の原因になるなどのお話しがありました。
冬になると静電気が多くなり火災が起きやすくなるそうで、今がコンセントプラグや電気器具のお掃除にいい時期だそうです。ホームのコンセントプラグも見直さなければ。
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最後に田村所長よる講話
・日本政府の地震調査委員会によれば向こう30年間で震度6弱以上の地震が起こる確率が横浜市は81%もある。
・大災害時は消防車両が足りず個別のケースに対応できない可能性がある。
大地震の場合は消防の機能が一時ストップする。その間の自助・共助が大切になる。
とのことでした!
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短い時間でしたが大変勉強になりました!
また訓練の間地域の皆さんが入居者の皆さんに優しく声を掛けて下さるのが嬉しかったです。
12月3日(日)には山下町内会での防災訓練があるとのことですのでまた是非参加したいと思います。
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